ブラインドタッチタイピングで打鍵の無意識化の意味とは?

2021年11月16日

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 ブラインドタッチないしタッチタイピングの「 打鍵の無意識化 」とは、いちいち頭の中で「 あのキーの場所は、どこだっけ? 」などと思い出さずとも考えること無く指が自然に動いて入力および打鍵が出来るスキルを指します。

打鍵の無意識化とは?考えずに指が自然に動く状態だ!

 上の動画は「 寿司打 」などのタイピング無料練習ソフトで有名なニュートラルが公開している「 ◯撃タイピング 」をプレイしたもの。

では「 打鍵の無意識化 」の意味とは具体的に、なにか?

打鍵の無意識化とは、入力すべき文字キーの位置や打鍵すべき指を意識することなく、指が動くようになることである。

また、よくつかわれる語彙は一連の流れとして記憶されるようになる。

【 引用ここまで↑出典:Wikipedia 】

冒頭でも、ご説明させて頂きましたが打鍵の無意識化の意味は「 各キー配列の位置を意識せずとも条件反射的にスムーズにタイピングが出来るようになるスキル 」です。

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例えば、「 おはようござます 」とタイピングするときは、ローマ字入力で「 ohayougozaimasu 」と、なりますよね。

むろん「 かな入力 」に切り替えれば8文字のみの入力で済みますが、ネックはかな文字入力のキー配列の位置を全て一から覚え直さないといけないことです。

しかし、かな文字だろうがローマ字だろうが、打鍵の無意識化を習得マスターしていないと、いちいち頭の中で「 あのキーの位置はどこだっけ? 」などと思い出しながらタイピングすることになりますね。

つまり打鍵の無意識化を体得できれば、言葉を話す様にスラスラと文字がタイピング出来るようになります。

車の運転と同様に、いちいち考えることなく一連のタイピング動作が出来るようになる理由は、一定の動作を反復することで「 手続き記憶 」が脳内に蓄積されるからなんですね。↓

手続き記憶 」より引用↓

手続き記憶は、非陳述記憶のひとつで、自転車に乗れるようになるとか、うまく楽器の演奏ができるようになるというような記憶で、同じような経験の繰り返しにより獲得される。

一旦形成されると、意識的な処理を伴わず自動的に機能し、長期間保存される

【 引用ここまで↑出典:脳科学辞典 】

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つまり、「 体が覚えた 」状態ね。

タイピングソフトのスコア数およびWPM値が、いくつ以上なら打鍵の無意識化をマスターした、とする明確な基準が有るわけではないので非常に曖昧なのですが…

隅野さん:タッチタイピングは、脳科学の分野では手続き記憶に分類されるものです。

非陳述記憶とも呼ばれ、思考を介することなく繰り返し行うことで体得していく記憶です。

これは自転車の乗り方と似たようなもので、身体で感覚的に覚えるスキルです。

【 引用ここまで↑出典:マイナビニュース2018/08/02/11:30 】

タイピング時にキー配列の位置をいちいち思い出しながら、つっかえつっかえ打ち込んでいるうちは打鍵の無意識化を習得マスターできていません

私の場合、冒頭の「 ありがとうございます 」の文字入力をする時に「 a ri ga tou go zai ma su 」などと文字の塊( かたまり《 チャンク 》)ごとに迷い、つっかえながらのタイピングになるので、まだまだ打鍵の無意識化には程遠いです。

ただし、ここが非常に重要なのですが私めのように打鍵の無意識化を習得できていない状態でも、タッチタイピングじたいはマスターできますので、ご安心ください。^^

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打鍵の無意識化を習得できる期間は大きな個人差あり!

 前章で本題の回答が終了したので、ここからは私自身の嘆( なげ )きを中心にネット上の定説を、くつがえしますよ笑!

結論から言っては、実に4年半以上、5,000万打鍵以上ものタッチタイピングの反復練習を積み重ねた今現在もなお「 打鍵の無意識化 」には到達できていません

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すでにタッチタイピングの練習を本格的に始めてから4年半以上が経つのに、いまだにキー配列の位置関係を瞬時に素早く思い出せないので、指が自然に動かないんです。

具体的には、タイピングをしていても今だに「 あのキーは、どこに有ったっけ? 」などと頭の中で迷いが生じて思い出しながら打つので指運動の動きは非常に、ぎこちないです。

ちなみに私がタッチタイピングの練習を始めたのは2017年の5月からですが、2021年の10月で4年5ヶ月の歴になります。

むろん練習歴の年数がムダに長いだけではなく、反復練習量も約5,000万打鍵以上はタイピングしていますよ。

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上の画像は私のデスクトップPCに2019年1月14日の午前8時17分に設置した「 タイプ数カウンター 」の数値です。

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1,679万打鍵が記録されていますが、基本的にパスワード入力とショートカットキー以外は全てタッチタイピング入力です。

Yahoo!知恵袋には、「 打鍵の無意識化の習得マスターまでに要する期間は3ヶ月から半年 」などと記されてはいますが、私は4年半以上の歳月をかけて反復練習を積み重ねても今だに、ぜんぜん到達できていません!

結局のところ、質問の答えは「 3~4ヶ月 」です。…でした。

キーボードの位置を全く知らない状態からなら二ヶ月くらいかかりそうですね。

意識してるなら2,3ヶ月ってところかな?

ご指摘のように、タイピング操作は慣れてくると、「 無意識 」で操作できるようになります。
これは「 手続き記憶 」と云われているもので、体で覚える記憶ですので少々の期間が必要です。

無意識に打てるようになるには人により様々だと思いますが、1ヶ月ぐらいですかね。
3ヶ月もすればある程度速く打てるようになれますよ。

「 人による 」としか言えないですね。私は半年くらいかかったかなあ。

【 引用ここまで↑出典:Yahoo!JAPAN知恵袋 】

人にもよるが大体2~3ヶ月から半年でマスター 」と書かれてはいますが…

しかしながら現実は半年はおろか4年半以上の長きにわたって実に5,000万打鍵前後の反復練習量を積み上げても、ぜんぜん全く到達できない事実を証明する悲惨な結果となってしまいました…(;・∀・)

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つか、ほとんどのキーを頭の中で一つひとつ思い出しながらじゃないとタイピングできないので打鍵の無意識化の兆しすら見えないわ。

なぜ他の人達は、たった半年足らずの短期間と少ない練習量で、まるでピアニストの様な打鍵の無意識化をマスター出来るのかが不思議でフシギでしょうがないです。

しかし、上に引用した知恵袋の解答欄で「 私は打鍵の無意識化をマスターしました 」と書き込みをされている方々は、はたして本当に修得されたのでしょうか?

あくまでも私の個人的な肌感覚ですが、タイピング練習ソフトのエタイこと、イータイピングでスコア、WPM値ともに最低でも300は越えていないと打鍵の無意識化には到達できていないと思うのですが…

かといってウソが書かれているとも思えない( 情報商材と違うので仮に嘘を書いてもメリットがない )ので、なんで普通の人たちはここまで短期間のうちに、しかも少ない練習量で指が自然に動くようになるのかが不思議でフシギでなりません。

私は今だに一つ一つのキー配列の位置関係を頭の記憶の中で思い出しながらでないとタイピングが出来ない上に、1文字1文字の配置の場所を思い出すまでの時間が長く、1秒以上掛かる時もあります。

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全てのキーに対してではないですが1文字のキー配置を思い出すのに、そのつど場所がどこだか迷います。

別記事でも書いていますがもしかすると長年、目視で行っていた我流タイピングの悪影響で、すでにバラバラな場所のキー配列で「 手続き記憶 」が形成されてしまっているのかも知れませんね。



悪い手癖は間違った位置での打鍵の無意識化の定着

 同じ練習量を積み上げても万人が短期間で打鍵の無意識化に到達が出来るわけではない真相を私めが、この身を持って証明する結果となってしまいました。

私が約2年9ヶ月もの長期間に渡って、約3,000万打鍵前後の反復練習量を積み上げた時点でも打鍵の無意識化に到達できかった理由は、なぜでしょうか?

速くタイピングするコツ 」より引用↓

ちなみにshioは,小学生のときに我が家にあったタイプライター( そのタイプライターは研究室においてあります )と教則本を使って,2週間で打てるようになりました。

その程度のことです。

難しいことではありません。

【 引用ここまで↑出典:shiology2006.03.08 】

もともと手先が不器用という原因もありますが、大脳基底核に蓄積されるはずの手続き記憶が実際には、されていない事が実証されたと見ています。

ヤフー知恵袋にも書き込みが有りましたが、通常はタッチタイピングの反復練習を継続することによる「 手続き記憶 」が大脳基底核に蓄積されることで打鍵の無意識化に至ることが出来ると言うことなんだそうですが。

なにしろ、いくら練習を繰り返しても正しいキー配列の位置関係を指運動( 体 )が、いっこうに覚える事が出来ないのです。

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否、たしかに日進月歩ながらも上達はしているので、まったく覚えないということでは無いのですが。

打鍵の無意識化が習得できていないと、「 頭の中で音読しながらタイピングしても指が所定の目標キーの場所に移動しない位置で条件反射的に下に降りてしまう状態 」になるんです。

実際には理屈通りにはならないというか…数ヶ月間、正しい方法で練習すれば習得マスターできるなどとネット上で言われていることは万人には当てはまらない現実を、この私め自身が4年半もの歳月をかけて証明してしまったというわけですねwww。(;・∀・)

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別記事でも記したワン、まるで無関係なキーに条件反射的に指が乗る原因は、間違ったキー配列を体が覚えてしまっているからかもしれないワン。

もっとも練習量が少ないとかならば「 練習不足だ! 」との御指摘もあるだろうし、さらに手元を見ながらタイピングし続ける間違った方法ではタッチタイピングスキルの実力が上がらないのも当然なのですが…..

実際に、どれだけ反復練習をやってもやっても驚くほどに指が自然に動くようにならない理由は、我流の自己流タイピングで染み付いた悪い手癖が間違った位置で打鍵の無意識化を定着させているからだと思えるのです。

約1年2ヶ月1,000万打鍵でタッチタイピングを習得

 そもそも「 タッチタイピングスキルの習得レベル 」の基準値は非常にあいまいで、「 この数値ならブラインドタッチをマスターした 」とする明確な指標は無いですね。

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もしタッチタイピングの担当省庁があれば、通産省とかが管轄になっていそうですが、それでも習得の基準値は示していませんね。

しかしながら、おおまかなネット上の複数の情報では「 だいたいWPM値200以上なら実務レベル 」だとされているので、おそらくこのラインが習得レベルだと個人的には肌感覚で感じています。

ちなみに通称エタイこと無料練習ソフトのe-typingで、初のAランクをマイナスながらに達成できたのは2018年の7月25日です。↓

タッチタイピングの練習を本格的に始めてから習得までに実に1年2ヶ月もの月日が流れていました。

まぁ、上のツイートのスコアが「 体得マスター 」に当たるのかどうかはともかく、自分では「 達成できた! 」と確信したスコアでしたね。

ちなみに、エタイで初の全国平均値越えを全項目で達成できたのは、さらに半年後の2019年1月27日でした。

エタイで全項目が全国平均値越え

タイプ数カウンターは設置したての時でしたが、だいたい体得するまでに最低でも1,000万打鍵以上はタイピングしていると思います。

ですが、いまだに打鍵の無意識化には全く至っていませんが。( 泣 )

一生続けても打鍵の無意識の習得だけは無理かも?

 最近、ヒシヒシと「 実は間違ったキー配置での打鍵の無意識化が、すでに完成しているのでは? 」と感じています笑。

私の今の現状がまだ、タイピング初心者の段階であれば「 やってみなけりゃ分からない 」と言えなくもないのですが…

そう言えば私はタイピングも、つっかえつっかえ打ちますが普通に言葉を話す時も「 その~~~~~… 」とか「 えーーーーーーー… 」などと失語症までは行かなくても、頭の中で言葉を考えながらでないと上手く話せない伸発の吃音( きつおん )があるので、どこか脳内で関係する領域が繋がっているはず。

脳の解剖と働き 」より引用↓

言語野
優位半球(通常左)前頭葉の側面に運動性言語野(話す)があり、その後方の側頭葉に言葉を理解する感覚性言語野があります。

【 引用ここまで↑出典:医療法人/稲村脳神経外科クリニック 】

私のプロフィール欄の1章に引用している、「 タイピング時における中枢と重要な脳領域 」でも、やはり左側の大脳半球にあるので以下にまとめます。↓

  • タイピング中枢と重要な脳領域
    • 左上頭頂小葉
    • 左縁上回
    • 左運動前野
    • 左頭頂間溝後部内側皮質
    • 左運動前皮質
  • 言葉を話し、理解する言語野
    • 通常左側の優位半球の前頭葉の側面に運動性言語野( ブローカー野 )
    • 左半球に存在する他人の言語を理解する働きを担うウェルニッケ野

タイピング中枢も言語野も左がわの大脳半球に集中しているので、かまずに早口で流暢( りゅうちょう )に喋れる人は、タイピングの上達も早いような気がしますね。

長年に渡って、やってもやっても決して指自体が自然に動く様には、ならないです!

諦めた訳ではないですが、4年半に渡ってタッチタイピングで5千万打鍵以上を打ち込んでも指が自然に動くようにはならかった現実を冷静に直視すると、おそらく一生つづけても打鍵の無意識化には到達できないだろうことは容易に想像が付きます。

ですが反復練習だけは、やめること無く今後も実践で継続してまいりますが。

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結論は、いくら継続努力を積み重ねても無理なもんはムリで、自分ではどうすることも出来ないです!

あと10年もやれば、日進月歩ながらもエタイのスコアが300を超えるか越えないかまでのレベルまでは行くと思います。( 2020年の目標値ですが最高313のFastまでは出ました! )

しかしながら今だに打鍵の無意識化が未達であるという現状を見ると「 今後、一生続けても習得は厳しいかな? 」という予測は容易に立ちますね。

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普通の速さでタイピングをしていると自分自身の指の動きに脳内の処理が追いつかず、頭の中が混乱してグチャグチャになるわい。

この世の中には努力だけでは、どうにもならないことがあると以前から分かってはいましたが、まさか反復練習の積み上げだけのブラインドタッチ・メソッドが、このカテゴリーに入るとは夢にも思わなかったです笑。(^_^;)

ここまでやっているにも関わらず、ほとんど成果に反映されない自分自身の劣等な低能さに泣けてきます。

別記事でも、つづりましたが1文字タイピングする際に「 昨日の晩ご飯は、なに食べたっけ? 」などと、いちいち頭の中でKey配列の位置関係を思い出さないと、打てないのです。

間近で観察したわけではないですが、タッチメソッドのスキル修得が早い人の初心者の時から練習開始後1ヶ月目の段階よりも、4年と6ヶ月もの長期間に渡って反復練習を積み上げてきた私の方が、キー配列の位置関係を覚えていないかも知れませんね。

タッチタイピングの練習自体はイライラはするけれど嫌ではないので、今後もコツコツと精進努力を継続してまいります。

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きっと、間違った場所のキー配列で「 打鍵の無意識化 」が定着しているのかも…..

なお余談ですが私が20代の頃に挑戦した、リアルな人間関係の構築が必要不可欠なネットワークビジネス( MLM )は継続じたいが苦痛でしか無かったので、3年と続きませんでしたが。( 笑 )

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動画メディアなどでタッチタイピングをしている人を見ていると、ほとんど「 つっかえること無く 」スムーズに打鍵できているのですが、きっとその状態こそが打鍵の無意識化を修得できているのでしょう。

私の場合は、4年半以上の長期間に渡って5,000万打鍵前後の反復練習量を積上げても、今だにいちいち頭の中でキー配列の位置関係を思い出さないと打てないので、どうしてもほとんどの箇所でつっかえてしまいます。

全ての指ではないものの指運動が自然に動く様にならないばかりか、1文字1文字のキー配列の位置関係を思い出すまでにも迷うので、1打鍵に多くの時間がかかる始末です。

ブラインドタッチでの総入力文字数が1億打鍵に到達した時に、はたして打鍵の無意識化がマスター出来ているのでしょうか?( 笑 )

別記事でも書きましたが打鍵の無意識化ができないのではなくて、実は自分でも気付いていないデタラメなキー配置で、打鍵の無意識化が完成してしまっているのかもしれませんね。

ちなみに、この私がそうであるように打鍵の無意識化をマスターできない状態でも、タッチタイピングじたいは修得できます